これまでも小学校受験の言語の問題について書いてきました。言語の問題は、ペーパーの試験が学校では必須と言われるくらい出題されるのではないでしょうか。
はじめの音(同頭語)、おわりの音(同尾語)、音の数などが出題されます。
今回は、年中の秋(11月)の問題です。今回はペーパーによる出題ではなく、個別テストによる出題です。
個別テストは、先生と子どもが1対1で受けます。ペーパーの問題でも同じような問題が出るので、解くことができないのかチェックしてみてくださいね。
はじめの音・おわりの音・音の数の問題
絵を見て、はじめと終わりの音を言いましょう。
またいくつの音でできているか言いましょう。
①ぶどう
②すべりだい
③キャベツ
④トライアングル
⑤まつぼっくり
⑥とうもろこし
文字にしてみたらこんな感じですね。年長さんになったら、スラスラ解ける問題でしょうか。
年中さんでもスラスラ解けるかな。
言葉の問題を解くポイント
言葉の問題は、その物の名前をわからないと話にならない。
だから語彙を増やす必要があるぞ。
おうちで会話をたくさんしたり、しりとりで遊んだりして語彙を増やしておきたいな
語彙を増やす時に注意したいのは、間違って覚えていないか確認すること!!
耳で聞いているだけだから間違って覚えている場合もあるぞ
例えば、上の問題の場合では
①○ぶどう ×ぶどお
④○トライアングル ×トライヤングル
⑥○とうもろこし ×とおもろこし
ですね。
他には
○こおり ×こうり
○おとうさん ×おとおさん
○おとうと ×おとおと
などは、小学校に入学してから国語でも習いますよ。就学前に定着していると、後が楽ですよ。
話は逸れましたが、①ぶどう は、「ぶどお」と覚えていたら、終わりの音が不正解になってしまいますね。
気をつけたいですね。
そして、③キャベツ ⑤まつぼっくり は、いくつの音でできているでしょう。ややこしいので、以前表にまとめたので参考になさってください。
- 【言葉の音の数】表にまとめているので参考にしてください。
キャベツ、まつぼっくり などの「っ」は促音と言います。「つまる音」とも言うかな。これは、「っ」も1音と数えます。
では、「きゅうきゅうしゃ」はどうでしょう?お子さんと一緒に考えてみてくださいね。