【小学校受験】実際の親子面接で答えた志望理由・本校に通わせたいと思う理由

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 小学校受験に関わらず、志望理由を考えるのは難しいですよね。

中には、「面接が得意だから楽勝!」なんて方もいらっしゃると思います。

私は、文章を書くことが苦手なので、志望理由だとか、面接で答える内容を考えることは苦でした。

ご自身の面接なら、事前に考えなくてもその場で普段考えていることを答えたらよいかもしれません。

しかし、小学校受験の親子面接の場合は、お父さん・お母さんできちんと話し合っておくことをおすすめします。

目次

親子面接の前に夫婦間の教育方針の違いがないか確認

A君の場合

A君の親子面接の時、お父さんがお母さんが予想していなかったお話をし始めたそうです。

お父さんがお話した内容だと、お母さんが事前に考えていた内容と矛盾してしまうという事態になったそうです。

人前でお話することが苦手なお母さんが、パニックになってしまい、しどろもどろの返答になってしまったそうです。

Bさんの場合

Bさんの親子面接の時はこんな感じだったそうです。

Bさんの受験する小学校は3校でした。お仕事が忙しく、普段から育児はお母さん任せ。

小学校受験の親子面接のお話も夫婦で話すこともありませんでした。

そんなご主人を奥様は心配していましたが、案の定やらかしてしまいました。

女性の社会進出を掲げている女子校で、「我が子には、家庭で夫を支えて欲しい」と答えてしまったそうです。

本音かもしれませんが、禁句ですよね。

C君の場合

C君の親子面接の場合。「学校に要望はありませんか?」と聞かれ、お父さんが「給食にしてほしい」と答えたそうです。

受験した小学校は、毎日、家庭で作ってもらったお弁当を持ってきて、親への感謝の気持ちを忘れないようにする。というお話を説明会の度にお話しされるそうです。

そんな小学校に、「給食を・・・」と答えてしまってはいけませんよね。

夫婦間での意見の相違や学校の教育理念と異なることを答えないためにも、きちんとお話しておく必要があります。

実際に答えた志望理由

私どもは、自分で考え判断する力や未知なるものに心を動かし、それを知りたいという気持ちを大切にしたいと考えております。

今、息子は、昆虫に大変興味を持っており、図鑑などで調べるだけでなく、昆虫館に行ったり、実際に飼育してみたり、庭で観察してみたりと体験的な教育を心がけています。

息子から新たに学ぶことも多く、親子で楽しむことができております。

今年の入試説明会の折に、理事長先生が「心のにごりを濃くしているとリーダーにはなれない」とお話されたことが大変心に残りました。

豊かな心や感謝の心を身につけることを原点として、何事にも意欲的にとりくめる人間性を育んで欲しいと考えております。

これは御校での教育でしか得ることができないのではないかと思っております。

社会に出た時、「あの人と働きたい」と言ってもらうことができる魅力的な人間になるために、この12年間を御校の教育方針のもとでご指導していただきたく志願いたしました。

志望理由に込めた思い

私が考えた、実際の親子面接で答えた志望理由はあまり参考にならないと思いますが、読んでいただきありがとうございます。

私は、小学校受験の親子面接の志望理由で気を付けたポイントは以下の2つです。

・教育方針の一致にこだわらない

・ありふれた表現は使わない

・面接官が質問できる内容にする

教育方針の一致にこだわらない

ママさん

御校の教育方針と我が家の教育方針が一致したので志望いたしました

ママさん

御校の教育理念に共感いたしました

ほとんどの保護者がこのパターンで願書の志望動機を書いているそうです。

100人の志願者のほとんどがこのパターンで書いてきたとして、あなたも同じように願書に書いたり、面接で答えたとしても面接官の印象には残りませんよね。

みみっく

何十人も「教育方針が一致」「感銘を受けました」と言われたら、面接官も「もう飽きてきた!!」と思うかもしれないな

息子が通っていた教室の先生からはこう指導されました。

先生

学校側が知りたいのは2つです。
1つはどのような子で、どのような教育方針の元に育てたか。
もう一つはどれくらい学校のことを知って志願しているかです

「教育方針が一致」「共感した」「感銘を受けた」という言葉は使わないように決めました。

ありふれた表現を使わない

先ほどの「教育方針の一致」もありふれた表現になるかもしれませんね。

さくら

子どもの性格を表現するときにどのような言葉を使いますか?

・思いやりのある子

・まじめな子

・明るい子

・元気である

・積極的な子

・協調性がある子

・がんばり屋

・リーダーシップを取れる子

先生

これだけだとダメです。もっと具体的な例を出すなりしてイメージしやすいように

こんな風に指導されるかもしれませんね。

さくら

3歳から水泳を習っています。現在では100mを泳ぎきるほどになっています。水泳により最後まで諦めずにやり遂げることができる忍耐力がついてきたように思います。

これだと、面接官も興味を持ってくれるかもしれませんね。

学校の先生

週に何回通っているの?クロールで100m泳ぐのかな?

本人に聞いてくれるかもしれませんね。

面接官が質問できる内容にする

先生

願書を読んだり、質問の回答を聞いて、面接官が何にも聞きたいことが生まれない内容はダメです

教室の先生からはこのように指導されていました。

難しそうに感じるかもしれませんが、エピソードを交えるだけでよいです。

特に、私の息子のように面接が苦手だったので、面接で自分に有利に進めたかったのです。

それには、息子の得意分野を願書の志望動機の欄に書いたり、面接の回答にも息子の得意分野のエピソードを組み込みました。

息子の得意分野は昆虫です。

面接の練習の時に先生に質問されても「・・・・・・。(無言)」となってしまうこともあるくらい、面接が苦手でした。

しかし、大好きな昆虫のことを質問されたときはたくさんお話できました。

しかもとても楽しそうに。

息子が受験した学校は、何かに夢中になっている子どもが好まれると聞いていたので、絶対に昆虫に関する内容を志望理由にも入れようと決めていました。(願書の 志望理由の欄にも書きました。)

学校の先生

どんな昆虫を飼ったことがあるのかな?

息子

カブトムシ、カマキリ、ニジュウヤホシテントウ、セミの幼虫を飼ったことがあります

学校の先生

昆虫図鑑にはどんな昆虫が載っているか教えてくれるかな

息子

カブトムシ、クワガタムシ、ニジイロクワガタ、ルリボシカミキリ・・・・・

そして、親子面接本番、面接官から息子に対して昆虫のお話を振ってもらうことができました。

その時、心の中ではガッツポーズをしていました。

ぜひ、願書の志望動機の欄や面接で聞かれたときはエピソードを交えてみてください。

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