小学校受験にはたくさんの課題があって保護者のみなさんは大変な思いをされていると思います。
毎日ご家庭でもペーパーを何枚もこなしているのではないでしょうか。
その毎日の中で、お子さんがどのような〇「まる」を書いているかを注目したことがあるでしょうか。

答えが合ってたらいいんじゃないの?



甘い!!
丁寧な〇を書かないと正解にはならないと意識しないといけないぞ


「まる」の書き方をチェック
数の問題を解くとき、どうしてもスピードを重視してしまいがちです。
おそらく通っている教室でもそのように指導されるのではないでしょうか。
しかし、最近ではスピードよりも回答の〇を丁寧に書けていないのはマイナスとなる場合もあるようです。
以下は学年ごとの「まる」の書き方の特徴です。
個人差はありますので、参考にしてみてください。
学年 | 特徴 |
---|---|
年少 | ・筆圧が弱いため、薄く細い線でガタガタ ・回答欄に対する〇の大きさがバラバラ |
年中 | ・〇の始点と終点がくっついていない ・〇が歪で△に見える |
年長 | ・〇△□は描けて当然 |
回答欄の「まる」の並べ方
年中さんから年長さんになると、「まる」はきちんと始点と終点が閉じていて、形もいびつではなくなってくると思います。
〇がきちんと描けるようになったら、次は回答欄の〇の並べ方に注目してください。
では、下の図の〇の描き方の差を見てください。


一番上は、大小さまざまで場所もいろんなところに書いていますね。
真ん中は、同じくらいの大きさで書いていますね。
一番下は、同じくらいの大きさで、しかも5つごとにかためて書いています。
年中の春から小学校受験の準備をを始めた息子の場合、準備を始めてすぐが一番上。
数ヶ月経った頃が真ん中。
受験本番には1番下で描けるようになっていました。
1番下のように5つごとにまとめておくと、見直した時に数えやすいし、採点する先生にも優しいですよね。
並べ方によって、不合格にはならないとは思いますが、できている方が良いですよね。
スピードを求めるあまり、「まる」が雑になってしまいがちです。
今一度、「まる」の書き方を見直して、初心に戻ってみませんか。


まとめ
小学校受験のペーパーの問題で〇を描く機会は多いです。受験本番までには、採点者が採点しやすい〇を描けるようにしておきたいですね。
目安は下表です。


小学校受験の勉強を始めたばかりだと〇の大小はバラバラですが、徐々に〇の大きさを整えていき、最終的には5個ずつのかたまりで描けるようにするのがベストです。