小学校受験の親子面接で必ずと言っていいほど質問される「教育方針」。
どのような子育てをされていますか?
と言い方で質問されることもあるかもしれませんね。
どんな子育て・・・?
と頭に???が浮かばないように「これは教育方針を聞かれているんだな」と冷静に判断することも必要となってきます。
ちょっと話は逸れましたが、今回紹介するのは、「親子面接で家庭の教育方針についてを質問された時、どのように回答するか」です。例文も載せています。
この記事はこんな人におすすめ
- 小学校受験に親子面接があるけど、どんな風に答えたらよいかわからない人
- 家庭の教育方針を考える時のポイントを知りたい人
- 親子面接で実際に回答した例を知りたい人
- 小学校受験の面接対策になる本を知りたい人
他人の家の教育方針なんて何のあてにもならないと思いますが、「こんな風に答える人もいるんだ」程度に読んでいただけたらと思います。
教育方針を考える上で気を付けた2つのポイント
1.とにかく難しい言葉を並べないこと。普段使わないような言葉を用意していると、本番に頭が真っ白になってしまい、しどろもどろになってしまうと考えたから。
2.エピソードを入れる。教育方針だけでなく、具体的にはどのようなことをしているのか、そうすることによってどうなったか?を入れるようにしました。
この2点だけです。
結局、難しい言葉を並べても、何を言いたいかは伝わりにくいと思ったので、できるだけわかりやくすを心掛けました
小学校受験本番で答えた教育方針を紹介
自分でできることは自分でする。人のために自分ができることはやってみる。この方針のもとに育ててまいりました。
現在では、幼稚園の持ち物は自分で用意をしています。家族のためには、洗濯物を干したり、畳んだり、庭の草抜きなどを手伝ってくれています。
難しいこともありますが、私たちが口出すのではなく、見守ることを大切にしてまいりました。最近では、少し難しいことでも諦めずに努力する力がついてきたように思います。
ポイントは、「自分のことは自分でする。人のために自分でできることはやってみる。」です。
小学校受験の準備をされているご家庭では、「自分のことは自分で」というのは当然のことでしょう。
「自分のことは自分で」ができるようになったら、周りを見渡して自分ができることがないかを考えることも大切になってきます。
自分のことだけじゃなく、周りのお友達のことも考えることができる子っていいよね
でも、これだけでは「そうなんですね」で終わってしまうので、エピソードを入れます。
エピソードを入れることによって、子どもの番になった時のネタにもなりますよね。
洗濯物を干すときに気を付けていることはなんですか?
お手伝いをしたときにお父さんやお母さんは何か言ってくれますか?
なんて質問につながるかもしれませんね。
- 面接官が前のめりになる志望動機の考え方を紹介しています
【小学校受験】実際の親子面接で答えた志望理由・本校に通わせたいと思う理由
教育方針の内容を決めたきっかけ
育児をしていると、子どもに「将来こうなって欲しい」「こんな風にはなって欲しくない」といった願いはあると思います。
私にもいくつかあります。その中でも、「自分でできることは自分でする。人のためにできることはやってみる」という内容にしたのには理由があります。
息子は年少(3歳10ヶ月頃)からスイミングを習っていました。3歳10ヶ月にもなると、自分でも着替えることができていました。
しかし、スイミングの時は、息子の着替えの手伝いをしていました。
理由は、周りがみんな着替えさせてもらっているから、流されてしまっていました。
ダメですよね・・・。
当時は、幼稚園の用意、カバンにコップや連絡帳を入れたりも私が用意していました。
しかし、小学校受験の準備を始めた頃、通っていた教室の先生に
自分のことは自分でさせてください
と全体に向けて注意がありました。
今は、兄弟姉妹も昔ほど多くないので、子どもに構いすぎる傾向にあるんですよね。
幼稚園のカバンに連絡帳を入れるくらいなら、年少さんでもできるはずなんです。
それを親が取ってしまってはいけませんよね。
この時の先生の言葉がきっかけで、スイミングの時も着替えの手伝いをやめました。
幼稚園のカバンの用意も自分させるようにしました。
そうすると、スイミングの時の着替えの光景って、異様に見えてくるんです。
小学生でも、お母さんやお父さんに着替えさせてもらっているんですよ。
靴下まで履かせてもらって・・・。おかしくないですか?
そんなおかしなことをしていたんだな、と反省しました。
やはり、幼児期にいろいろと難しいことを望んでもしかたないかな?と思うので、「自分のことは自分で」それができたら、「他の人の役に立てるように」ということを掲げてみました。
小学校受験の面接対策本を紹介
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- 定番の質問への答え方を実例をもとに紹介
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私もかなり参考にしました
- 過去10年の小学校受験の面接での質問を網羅
- 国立・私立の小学校別(志望校別ではない)に具体例を紹介
- 模範解答例、アドバイスもあり
まとめ
小学校受験で親子面接がある時の「教育方針」の答え方を紹介しました。
私が気を付けたことは以下のたった2つです。
- 難しい言葉は使わない
- エピソードをいれること
もう、これだけ!面接官は、何百組の親子の教育方針を聞いています。ただ教育方針を答えるだけでなく、そこから質問してもらえるような回答をするのがポイントです。
子ども達は、小学校受験の教室に通ったりして受験本番に向けて十分な練習をしています。
親御さんも子どもく達と同じくらい練習するのが理想ですよね。