小学校受験をするにあたり、たいていのご家庭ではお子さんをお受験教室に通わせているのではないでしょうか?
どの教室を見学に行っても、指導方法に納得がいかない。
だいたいこんなことをしたらいいってのはわかったから、自分で教えたよ
というママさんもいました。
もちろん入学後に聞いたお話なので、合格しています。
首都圏のお受験ではないので、ママが自力で教えても通用するのかもしれませんが、なかなか大変ですよね。
小学校受験の教室に通っていても、
ペーパーができるようにならない。どうしよう
なんて不安になることありませんか?
周りのママに相談できればいいのですが、なかなかできない状況もあると思います。
回転図形の問題の解き方を上手に教えられない。
教室の先生の方法だと子どもがわからないって言うし・・・
なんて困ることありませんか?
そんな時に、当ブログに立ち寄っていただけたら、なにかヒントが隠れているかもしれません。
こ教室の先生と同じ教え方だったらごめんなさい。
勘違いする人もいないだろうが、このブログを見ても小学校受験に合格できるわけではないぞ
さて、今回は年長の5月に練習した面接の具体的な質問例と息子の返答を紹介します。
息子は面接が大の苦手。
今の回の返答の酷さに驚かれるかもしれません。
うちの子と同レベルかも
と感じた親御さんは、望みを捨てないで。
こんな返答しかできなかった子も、半年後の年長の10月には立派に受け答えできるようになっていました。
小学校受験の面接 具体的質問例(年長 5月)
①家族は何人いますか 誰がいますか。兄弟はいますか 誰がいますか
②お休みの日はお家の人とどこかへ出かけますか
③電車やバスに乗った時にしてはいけないことは何ですか
④信号のある横断歩道で気を付けることは何ですか
ごくごく基本的な質問だと思います。
年長の5月であれば、すらすらと答えることができるようになっていてほしい内容。
息子の返答内容
①家族は何人いますか 誰がいますか
3人です。お父さんとお母さんと僕です。
兄弟はいますか。
いません
②お休みの日はお家の人とどこかへ出かけますか
ゴールデンウィーク行った。動物園に行った。
誰と?
お父さんとお母さんと僕で行きました。
何がいた?
しまうまとチーターとかライオンとかいた。
乗り物に乗った?
乗りませんでした
③電車やバスに乗った時にしてはいけないことは何ですか
バスの中では立たない。前持たないといけない。
どうして立ったらいけないのかな?
バス速いから立ったらダメ
どうして?
わからん
他には?
シートベルトする
バスでシートベルトするの?
首を横に振る
他は?
お菓子食べたらいけない。あと、いすで寝たらいけない。
④信号のある横断歩道で気を付けることは何ですか
走ったらいけない
どうして?
・・・・・・
どんな時に渡る?
青になったら
そしたら何に気を付ける?
赤なのに行ったらいけない
他は?
右左、車来てないか見る。手を挙げて渡る。
設問のねらい
経験したことを自分の言葉で表現できる力を見る。
まず、経験した内容を詳しく話せる習慣をつけることが大切。
今回の質問では、電車やバスなどの身近な公共の交通機関でのマナーや横断歩道を渡るときの交通ルールが子ども達にどの程度定着しているかを確認しています。
一度では覚えることはできないので、毎日の通園や通塾の中で、同じことを同じ場所で繰り返し教えることが大切です。
親が交通ルールを守っているところを見て、子どもも同じように真似ができていく。
経験を通して身につけた社会性と口頭表現力が面接での力の差となって表れる。
こんな感じに答えられたらいいのに
息子は、面接が苦手で、いつも先生に促されないと答えることができませんでした。
促されても、上記の程度しか答えられないので本当に大変でした。
②お休みの日はお家の人とどこへでかけますか?
という質問も、この面接の練習があった時期が5月のGW後だったので、その時の話をしたようですが、もし違ったら何を話していたのでしょうか。
それはさておき、息子の返答は促されながら答えたのですが、促されずにこんな風に答えられたらいいですよね。
ゴールデンウィークにお父さんとお母さんと動物園に行きました。
動物園には何がいたかな?
こしまうまや、チーターやライオンがいました。
③電車やバスに乗った時にしてはいけないことは何ですか
バスは揺れると危ないので立ってはいけません。お菓子を食べてもいけないと思います。
バスで立ってはいけないというのは、おそらく幼稚園の通園バスの話だと思います。
公共の交通機関のバスは、立っている人もいますからね。
④信号のある横断歩道で気を付けることは何ですか
赤信号の時は、止まって待ちます。
青信号になったら、右と左を見て車が来ていなかったら手を挙げて渡ります。
こんな風に答えることができたらよかったのですが、なかなか難しいですね。
親子面接の時に、子どもの質問に保護者が口出すのはご法度です。
とにかくたくさんのことを経験させてあげて、自分の言葉で答える練習をするしかないですね。