【小学校受験】生活習慣を見直すことが合格への第一歩・甘やかす親は卒業

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当ブログでは、元お受験ママの目線から小学校受験についてのことを紹介しています。

お子さんをお持ちの親御さんは、お受験をするしないに関わらず、是非読んでいただきたい内容を紹介しています。

小学校受験では、ペーパーと呼ばれる筆記試験、親子面接、行動観察、個別検査(個別テスト・口頭試問)等が学校によって、様々なパターンで行われます。どれも小学校入学前に身につけておいて欲しい内容ばかりです。


今回は小学校受験をしようと決めた場合、まずやって欲しいのは、生活習慣の見直しです。

生活習慣の見直しって、いったい何かといいますと、「自分のことは自分ですること」です。

さくら

朝、時間がないから幼稚園(保育園)の制服に着替えるのを手伝ったりしていませんか?
幼稚園(保育園)に持っていくカバンの中身を用意していませんか?

みみっく

偉そうに言ってるが、さくらさんはできていたのか?

さくら

ごめんなさい。
できていませんでした

小学校受験の対策の教室に通わせてから、自分がどれだけ子どもを甘やかせていたのかがわかりました。

小学校受験は、就学前に身につけておきたいことばかりなので、息子を甘やかせていた私にとってはとても良い機会でした。

目次

 私立小学校も生き残りに必死

 少子化の時代、私立も生き残るために必死です。

生き残るためには、「入学してから伸びる子」に来て欲しいですよね。

でも、ペーパーの試験だけでは、子どもの力を見抜くことができない。だから、個別テスト(個別検査)や行動観察を重要視するようになってきたと言われています。

小学校受験に関わらず、筆記試験は「できる」「できない」がはっきりとわかってしまいますよね。

問題ができないと親御さんが焦ってしまい、お勉強に費やす時間が多くなってしまいます。

そうすると本を読む時間、製作をする時間、お友達と遊ぶ時間等が削られてしまいます。

「ペーパー対策だけしていたら大丈夫」といった考えを持ってしまうと、就学前までに身につけておかなくてはいけない、基本的な生活習慣や自立心が身につかなくなってしまう可能性が出てきます。

お勉強する時間がなくなるからと、服を着るのを手伝ったり、保育園や幼稚園の準備もお母さんがしてしまうご家庭も出てくる。

そうすると、お勉強ができても、身の回りのことが何もできない・・・。

このようなお子さんが小学校に入学すると、「自分で考えて行動ができない」「手が不器用でリボン結びができない」というのが表面化してきます。

つまり、ペーパーの結果が入学後の力とは連動しないことがわかったのです。そんな経緯もあり、行動観察等が重要視されてきたのです。

では、家庭ではどのような対策をしたらよいのでしょう。

それは簡単です。

お子さんにたくさんの経験をさせてあげてください。

まずは、自分のことは自分でさせるようにしてください。

家族の一員としてのお手伝いもさせてください。

それによって、基本的な生活習慣というのは身についてくると思います。

「自分のことは自分で」「お手伝い」は、小学校受験をするかしないかは関係ないですよね。

スイミングの着替えの異様な光景

 当時スイミングを習っていたのですが、教室が始まる前の子ども用の更衣室では、ほとんどの子どもは、服を脱がせてもらい、水着を着せてもらっていました。

 そして、教室が終わったら、靴下まで履かせてもらっていました。

これには本当にビックリしました。

 急いでいたり、理由があるのかもしれないけと、あの状況は小学校受験対策をする前から、異様な光景だと思っていました。

 私はというと、どれだけ時間がかかっても、息子が着替え終わるまで手伝うことなく、じっと見ていました。

周りから見たら、厳しい親に見えたのかもししれないけど、必要なことだと思ったので貫きました。

 子どもが幼稚園から帰ってきたら脱いだ制服を片づけるのは誰?

まず、着替え。

 息子は幼稚園から帰ってきたら、制服を脱ぎ散らかしていました。そして私は、脱ぎ散らかした制服をハンガーに掛けていました

さくら

  これが間違いでした!!

みみっく

 「幼稚園児だから、まだできない」ではない「やらせていないから、できない」なんだ

 確かに、やらせてみないうちから「まだできないだろう」と決めつけていました。

まずは、生活習慣を変えることからスタート。

 これは、小学校受験をするとかしないは関係ないですよね。

就学前までには、身の回りのことは自分でできるようにならないと、子どもが困ります。

幼稚園の用意は誰がする?

 そして、次は幼稚園の用意。

 親子面接、子どもだけの面接など何らかの試験官と直接お話しする機会がある学校も多いのではないでしょうか。

息子が通っていた塾では、知力(筆記試験対策)、表現力(行動観察・面接対策)に分かれており、毎週面接の練習もありました。

 その時に聞かれた内容に

先生

 幼稚園の用意は誰がしていますか?

先生

 幼稚園のかばんの中には何が入っていますか?

 などの質問がありました。

 この質問、自分のことは自分でしているかを聞くのが目的なのですが、しっかりした子は自分で用意していなくても答えることができるんですよね。

 でも、息子はそんなことできないから、必ず自分で用意させるようにしました。

 これをしておくと、受験対策にもなるんだけど、それ以上に小学校に入学してからも時間割を合わせることが難なくできるようになるんですよね。

 子どもって、少し難しいことに挑戦させることで成長します

この「少し難しい」というのがポイントです。手が届かないくらい難しいと、やる気をなくしてしまいますよね。大人だってそうですよね。

年中の春の個別検査

 少しだけ難しいことをするようにして、子どもを成長させてあげましょう。

今回は、息子が小学校受験の教室に通い始めた頃(年中の春)の個別検査の課題を紹介します。


小学校受験の準備を始めたばかりのお子さんは、以下の課題からチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

息子が通っていた教室で年中の4月に出された課題は、スモック着脱・ビーズ通し・かた結びでした。

息子が当時どれくらいできたかも載せておきます。

 スモック着脱

たたんでたるスモックを着てボタンを留めましょう。

ボタンを外して脱いで、いつものようにたたみましょう。

これを3分で行います。

スモック着脱チェックポイント

着方□スムーズに着ることができます
□着るのに時間がかかります
□ボタンを留めるのに時間がかかりました
□自分で着ることができません
脱ぎ方 □スムーズに脱ぐことができます
□ボタンを外すのに時間がかかります
□脱ぐのに時間がかかります
□自分で脱ぐことができません
たたみ方□いつものようにたためます
□たためますが時間がかかります(袖・裏返し・その他)
□たたむことができません

 息子の評価

着方☑ほぼスムーズに着ることができます
☑一番上のボタンを留めるのに時間がかかりましたを忘れました
脱ぎ方☑スムーズに脱ぐことができます
たたみ方☑いつものようにたためます

 ビーズ通し

紐にできるだけたくさんのビーズを通しましょう(60秒)

「やめ」と言われたら先生のお手本を見て固結びをしましょう。

 ビーズ通しのチェックポイント

 両手をうまく使って通せています

両手を使っていますが思うように通せません

片手しか使っていません

通すことができません

集中して取り組んでいます

周囲が気になり落ち着きません

(  )個通せました

息子の評価

☑片手しか使っていません促すと両手で上手にできました

☑集中して取り組んでいます

(6)個通せました

固結び

固結びチェックリスト

 お手本通りにできます

固結びができますが、お手本と違います

固結びができますが、ゆるいです

1回結んだだけです

息子の評価

☑お手本通りにできます

 巧緻性のポイント

特にポイントもないのですが、ビーズ通しについては、紐の最後まで通さなくても大丈夫だと言ってあげておくとよいですね。

さくら

ビーズは勝手に落ちるから最後まで通さなくていいんですよね

几帳面なお子さんほど、紐の最後まできっちり通そうとするそうです。

あとは、日常生活で、お箸で豆つかみ、折り紙などで両手を使う練習をすることが大切ですね。

手先を上手に使うことができるようになれば、筆圧の高い字を書いたり、上手に色を塗ることもできるようになってくるでしょう。

保護者ができる何より大切なのは、他の子と比べないこと。比べるのは、本人の中で比べてあげてください。(教室の先生にも何度も言われました。)

そして、1か月前にできなかったことができるようになったら、「すごいね!!」と褒めてあげてくださいね

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