コップに入った水の量 比較が苦手ならお家で実験してみよう

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息子

こっちのジュースの方が多い!!

という「〇〇の方が多い」といった比較は、お子さんが小さな頃から使いますよね。

小学校受験では、「〇〇の方が多い」から「BはAより少ないけどCよりは多い」という言い方ができるようにしておいたほうがよいでしょう。

「BはAより少ない」という表現は、算数の文章題でも出てくるので、就学前に身につけておいたら、入学してからが楽ですね。

今回は、水の量の比較の問題が苦手なお子さんのために例題と説くポイントを紹介していきます。

目次

問題1 大きさが同じコップ

5つのコップに量のちがうジュースが入っています。

・3番目に少ないジュースに赤い〇をつけましょう。

・2番目に多いジュースに青い〇をつけましょう。

小学校受験の問題集に載ってそうな問題です。

多い順から番号をつけていくとわかりやすいですね。(小学校受験では数字を書くことは求められませんが、書けると便利です)

さくら

2番目に多いジュースは、何番目に少ないかな?

なんて質問もしてあげるといいですね。

問題2 太さの違うコップ

5つの太さのちがうコップに同じ高さだけジュースが入っています。

・2番目に多いジュースに赤い〇をつけましょう。

・3番目に少ないジュースに青の〇をつけましょう。 

問題1 問題2の解説

問題1は、日常的にお目にかかることが多い光景かもしれないですね。

問題1の発展編として、下のような質問にも答えることができるといいですね。

さくら

右から2番目のコップの水の量より少ないコップはどれですか?

問題2はちがう太さのコップです。なかなか見る機会はないのではないでしょうか?

ここまで高さが同じで太さが違うグラスが揃っているご家庭も少ないでしょう。

私は、百均で、円柱形のグラスをいくつか購入しました。

 問題3 大きさの異なるコップに移したら?

コップに入っているジュースを矢印の方向にあるコップに移し替えると、量はどうなりますか?

また、ジュースの高さはどうなりますか?

この問題をする前には、実際に見せてあげるほうがいいですね。(実験ぽくて子どもは喜びます)

うちの息子は、水を細いコップから太いコップに移したのを見せたら、

息子

水が減った!!

と言いました。

まんまと騙されていました。騙されたら、こっちのものです。

細い方のコップに水を戻すと・・・

息子

増えた!!

と大喜び!!

さくら

これは増えたり減ったりしているんじゃないよ

と話しながら、水の量が変わっていないことを説明します。

そして、再び、水を太いコップの方に移して、

水の高さはどうなった?

と聞きます。

息子

低くなった!!

と答えてくれたらOKです。

さらに、初めのコップより細いコップに水を入れるとどうなるかを考えさせます。

子どもの脳はフル回転!!

今までの経験を元に答えを導き出すことができたら褒めてあげてくださいね。 

まとめ

今回の問題は基本問題です。この問題が分からないとき、ペーパーで教え込もうとしてもなかなか理解はしてくれないと思います。

理解できないどころか、苦手意識も生まれてしまう可能性もあります。

そのようなときは、具体物を使って子どもに気付かせてあげてください。

気付くには考える力や観察する力が必要です。

そして、手間はかかりますが、ペーパーで教え込もうとする時ほどイライラしないと思います。

親子関係の崩壊を防ぎます!!(大袈裟!!)

こういった水の量、理科的常識、社会的常識は、普段の生活からどのような学びを得ているかを問うものです。

この水の量は、就学前のお子さんが想像して解くには難しいです。

やはり、経験が必要です。

そして、いろいろな物に触れて、興味を持つことができるようにサポートしてあげることができればいいですね。

これは、小学校受験のためにやっていることではありません。

これからの成長に大きく影響することです。

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