【小学校受験】季節の問題を苦手から得意にする1つの方法

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小学校受験をするにあたって、大切なのは「学校側の出題の意図と知ること」です。

今回は理科的常識の中でも「季節」を取り上げたいと思っています。

小学校受験では、「行事の絵を見て季節を答える」、「花を見て季節を答える」といった問題が出題されることもあります。

そして、子どもたちにとって、難しいのもこの「季節」の問題です。

季節の問題が出るからと闇雲に覚えさせているだけでは、ただの「知識の詰め込み」になりますよね。

詰め込んで得た知識って、すぐに忘れてしまいませんか?

みなさんも経験があるのではないでしょうか。

小学校受験では、お子さんが楽しんでお勉強ができるような環境にしてあげることが大切です。

そして、どうしてお勉強する必要があるのかを伝えて、自然と身につけることができるようにしてあげたいですよね。

では、どうして小学校受験で「季節」の問題が重視されるのでしょう?

目次

「季節の行事」はどうして出題されるのか?

日本には、「春夏秋冬」といった四季があります。その季節の移り変わりに敏感になり、日々を楽しんで過ごして欲しいですよね。

小学校側もそのような思いがあるのです。これは、国立だろうが、私立だろうが、公立だろうが同じではないでしょうか。

「季節の行事」について、子どもたちにも興味を持って欲しい、知ってほしいので出題されているのです。

ここで注意しなければいけないのは、お勉強の仕方です。

「季節の行事」が出題されるからといって、本やテキストを目の前に丸暗記をさせることはオススメしません

なぜなら、冒頭でも書いたように「知識の詰め込み」になり、一時的には記憶されるかもしれませんが、身についていない恐れがあるからです。

では、どうやってお勉強しましょう。

そんなのは簡単です。

さくら

外に出ましょう!

季節を感じられるところに出かけてみましょう。

遠出をする必要はありません。

春なら、桜を見に行くだけでも良いですよね。夏なら海、秋なら紅葉を見に行くなど。

行事に関しても、可能な限りご家庭で経験できるようにしてあげると良いですね。

そうすると、お子さんの記憶にも残ります。

写真なんかで残しておけば、後で見ることができるのでいいですよね。

息子の学校の校長先生は、心と体で四季を感じて、それぞれの季節を楽しむことができる豊かな心を持ったお子さんに入学して欲しいですとおっしゃっていました。

季節の問題を解いてみよう

①(春・夏・秋・冬)の季節のカードを出しましょう。

「春の季節のカードを出してください」と先生に言われて、子どもが選んで出します。

この時、答えは1つとは限らないので、見落とすことがないようにしないといけないですね。

「クリスマスツリー」「ひな祭り」なんかは、幼稚園の行事や家庭でも経験することが多いため、印象に残りやすいと思います。

息子が苦戦したのは、「鏡餅」「門松」といったお正月に飾られるものだったり、このイラストにはありませんが「ししまい」は覚えにくかったようです。

1年に1回という限られた時期だけなので、その時期を逃さないように、見せてあげるといいですね。

季節に関しては、1年かけて気長に見てあげるほうがいいですね。

季節の行事を体験するのが一番の近道

春には「おひなまつり」、「端午の節句などの年中行事だけでなく、桜の花が咲けば「お花見」、「入学式」、「母の日」、「潮干狩り」などもありますよね。

夏には「七夕祭り」として、笹の葉に願い事を書いた短冊を書いてつるしたり、織姫さまと彦星様のお話をしたりしますよね。

他には、「花火」「海水浴」「夏祭り」などといったものもありますよね。

「季節」の問題って、なかなか身につけることが難しいのです。

みみっく

まだそれぞれの季節を数回しか経験していないからな

「覚えさせなくては!!」とあまり気を張らずに、親子で季節の行事を一緒に楽しむのが一番良いですね。

「お正月」だと、お子さんと一緒に初詣に行き、おせち料理やお雑煮を食べ、凧揚げやコマ回しなどをして遊ぶと記憶にも残りますよね。

お正月特有の「鏡餅」「門松」も見せてあげたいですよね。

うちの息子は、「鏡餅」「門松」をなかなか覚えることができなかったので、お正月に「鏡餅」「門松」の前で写真を撮りました。

写真を撮ることによって、覚えることができました。

「おひなまつり」の場合は、雛人形を飾ったら、お子さんも興味を持ちますよね。

男の子の場合は、幼稚園で雛人形を製作していたら、それを見ながら「ひなまつり」についてを教えてあげると、身についてくれるでしょう。

「お正月」「ひなまつり」「端午の節句」などの伝統行事だけでなく、季節のイベントも体験させてあげたいですね。

春になれば「潮干狩り」、夏になれば「海開き」、秋になれば「紅葉を見に行く」・・・このような体験をしておくことは、子どもたちの成長にとっても、とっても大切なことなのです。

おすすめの1冊

著:伊藤 恭, 監修:ピグマリオン学育研究所, 編集:ピグマリオン, 監修:伊藤 恭

「植物」や「昆虫」の図鑑も良いですが、さまざまな分野の知識を身に着けることができる1冊。

季節の言葉、行事、歌、食べ物、植物、昆虫、星空などが掲載されていて、持っていて損はしません。

まとめ

小学校受験において「季節の行事」が大切な理由や、学び方を紹介しました。

日本の四季は、本当に素晴らしいです。

日本に住んでいるなら、これを思う存分体験しないのは、人生を損していますよ。

「季節の行事」について学んでいると、大人の私たちでも知らないことが出てきます。

お子さんと一緒に、お父さん、お母さんも心と体で季節を感じで見てください。

小学校受験を目指しているのであれば、季節の知識を定着させるのには1年は必要ですね。

(春夏秋冬を一通り経験できるように)入試が秋なら、前年度の夏から体験を通し覚えることができるようにしたいですね。

実際に体験して、さらにきせつの図鑑 (小学館の子ども図鑑 プレNEO)は理解を深めるために重宝しました。

大人が読んでも「へ~知らなかった」ってことも書かれていて、勉強になります。

小学校受験をするしないに関わらず、持っておいたほうがよい1冊だと思います。

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