人見知りの息子からしたら、私は鬼なのかもしれない

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場所見知りする子、人見知りする子が小学校受験にチャレンジするのは大変かもしれませんね。

ママさん

家では答えられるのに、教室では答えられない

さくら

初めての場所が苦手で、受験本番が心配

私の息子は、小学校受験の準備をし始めた頃、人見知りする子でした。

目次

人見知りする息子にとって幼稚園の入園式は苦手な場所

私の息子は、小さい頃から初めての場所が苦手でした。

 幼稚園の入園式では大泣きし、お友達の列に入ることができませんでした。

 式の間、ずっと抱っこをしていました。

さくら

これからちゃんと幼稚園に通うことができるのだろうか?

と不安でいっぱいで泣きそうになっていた時

教頭先生

 泣くということは、これから離れることがわかっているということです。安心してお任せ下さい

 と声を掛けてくださいました。

さくら

  誰ひとりとして泣いていないのに、この子はどうして?

 とその場を立ち去りたい思いでいっぱいだった私には、温かな言葉でした。

大きな制服を身にまとい、泣きながらバスに乗る姿を見るのは辛かったですが、心を鬼にして乗せました。

帰ってくるまで、何も手につかない状態でしが、帰りのバスから降りてきた息子は笑顔。登園1日目がよっぽど楽しかったのか、次の日からは泣かずにバスに乗ってくれました。

習い事でも人見知り

幼稚園生活に馴れてきた夏前にスイミングを習い始めました。

 これまた入園式の時と同じ。

息子

 嫌だ!

  と泣く息子を先生に預けて、彼から見えない場所に隠れていました。結果、しばらくは泣いていましたが、いつの間にか泣き止んでいました。

楽しいとわかったら、2回目からは泣かずに過ごすことが出来るのですが、やはり初めての場所、初めてやることは苦手でした。

 そして、小学校受験のために通っていた教室に関しても同じでした。

息子が通い始めたのは、年少の春休み(4月から年中)からでした。

 春期講習1日目

息子

 絶対に入らない

 と教室に入らないと大泣き。

先生

机を外に出すので、お母さんも一緒にいてあげてください

さくら

  息子は、私がそばにいるとダメなので、見えないところでいます

そして授業終了後。

先生

  あれからすぐに泣き止んで、課題に取り組むことができていました。
お母さま、お子さんのことをよく理解されていますね。

さくら

  やっぱりそうだった。

人見知りの息子と小学校受験

 息子は、このような時、突き放す方が良いのがわかっていました。

私が一緒にいたら、いつまでも泣いていたかもしれません。

先生もたくさんのお子さんを見てきた経験があるのでしょう。

息子か泣いていても、慌てた様子はありませんでした。

机を外に出すことを提案してくださったということは、それで落ち着く子が多いからかもしれませんね。

まぁ、いつまでも教室内で泣かれたらほかの子ども達も気になりますからね。

ママさん

(高い月謝を払ってるんだから)うるさい子は外に出すとかしてよ

という意見もあるかもしれませんしね。

 大泣きされた時は焦りましたが、初めてのお勉強は、楽しかったようです。

 こうやって表現力(工作など)2日間と知力(ペーパー)2日間を終え、個人懇談の時に

先生

 息子君が1番伸びたと思います
以前から通っていること同じくらいできています
ここに来る前に何かされていましたか?

 と言っていただきました。

 おそらく、今後も通ってもらえるためのセールストークだろうけど、少し嬉しかったのを覚えています。

 全く何もしていなかったので、最初のうちは伸びるだるけど、最終的に受験できるレベルまでいくのかが不安でしたが、とにかくやってみようと思いました。

人見知り対策に他社の模試を受験

息子が受験した小学校の受験者の半数が息子と同じ教室に通っていました。

つまり、ちょうと見渡したら顔見知りがいるんです。

これは人見知りする子にはメリットなのですが、知っている子がいるだけにおしゃべりしたりする可能性もあるというデメリットもありました。

幸い、おしゃべりしたり走り回ったりすることはなかったようですが、親はヒヤヒヤしますよね。

周りに知っている子がたくさんいますが、試験官は学校の先生ですから当然初対面です。

先生

息子くんは、いつもと違う先生との面接では余計に話せなくなるから、外部の模擬試験を受けたほうが良いかもしれないですね

と教室の先生に言われ、何社かの模擬試験を受けに行きました。

いつも受けているテストの形式とは違って戸惑ったようですが、まずまずの成績で返ってきました。

先生

すごいですね!ここまで力を出せたら本番でも大丈夫ですね

と言っていただくこともでき、自信もつきました。

高校生になった元人見知り君

さくら

人ってこんなに変わるの?

っていうくらい、人見知りだった小さい頃の姿はありません。

社交的とは言えないかもしれないですが、誰とでも(外国人とも簡単な単語と身振り手振りで)話せるようになっています。

さくら

小学校受験をしていなかったら、引っ込み思案な子になっていたのかもしれないな

小学校受験に挑む中で、様々なことにチャレンジし、時には苦手なことも克服してきました。

そのことは、彼にとってプラスになっていることでしょう。

合格できるのが一番良いと思いますが、もし合格をいただくことができなくても、小学校受験の準備を通して学んだことはたくさんあります。

もちろん、私達親も。

そな学んだことは、これから彼らが生きていく上での基盤となります。

しっかりした基盤ができたことはこれから積み上げていくものも安定していくのではないでしょうか。

これから先、子どもたちの成長が楽しみですね。

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