小学校受験の問題には図形の問題が出題されることが多いです。
回転図形、重ね図形、パズルなど様々です。
今回は、重ね図形の問題例と解き方のポイントを紹介します。
重ね図形の問題
左の透き通った2枚の紙に書いている図形を重ねるとどのようになりますか?
右から選んで線結びしましょう。

2枚の透明な紙に書かれている図形を重ねるとどのような形になるかを考える問題。
小学校受験でいうところの「重ね図形」。

重ね図形の難しい問題って、大人でも「おっ?」と思いませんか?



大人なら、問題を読んで「そういうことか」と理解できる。
でも、子どもの場合は「透明の紙を重ねる??」と頭の中は「???」だらけになる問題の1つです。
こういった時には、具体物を使って、図形がイメージできるようにしましょう。
透明な下敷き、クリアファイル、OHPフィルムなどを使って勉強ができます。
私が使ったのは、透明いろがみ ですね。
百円均一でも売ってます。
実際に上の問題の図形を書いて、重ねてみると・・・答えがわかります。



面白い!これが答え!
子どもにとっては、おもしろポイントのようで、うちの息子は重ね図形が好きになりました。
具体物での練習をマスターしたら、ペーパーの問題に取り掛かりましょう。
そのときは、どちらかの図形をもう片方に写しましょう。



どちらかをと書いたのは、基本的に簡単な図形を写すからです。



右側を左側に写すと決めてしまうと、右側の図形が難しかったら大変だからな。
自分で思う簡単な方を写すということにしたら良いと思います。
重ね図形の問題1


上の2枚の絵を重ねるとどうなりますか。
下から見つけて〇をつけましょう。
問題1解き方


左の線を右に写すと解けますね。
重ね図形の問題2


問題2解き方
少し複雑になりましたね。
これも右の図に丁寧に移していけば解けます。


しかし、息子は、下の図の青丸のところに三角ができるのが納得できなかったようで、泣き出してしまったそうです。 (年中5月)





いやいや、合ってますから。
子どもって、大人には理解できないところでこだわったりするので、一筋縄ではいかないんですよね。
そして、解き方はわかっていても、下の図の様に写し方がまずいと、答えにたどり着けないかもしれません。





あれ?選ぶものかないよ
これを解決するには、運筆の練習をすることが大切ですね。
ご家庭で、点を2つ描いて、まっすぐ線を引く練習をしても良いと思います。


ポイントは、途中で止まらずに、一気に描くこと。
繰り返し練習することが大切ですね。教材で言ったら、点描写ですね。
重ね図形・点描写 おすすめ教材








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