小学校受験をするご家庭は、とても教育熱心な方が多いです。
お子さんが生まれる前から、私立の小学校に入れることを決めている親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
私のように、周りに言われて年中の春から急に小学校受験の準備を始めたという人は少ないのではないでしょうか。
今回は、小学校受験の準備を始めるならいつからが良いかについてを紹介しています。
なんて悩んでいる方もご覧いただけたらと思います。
早くから始めたから合格、始めるのが遅かったから不合格ってことはないぞ
息子の場合は年中の4月から
先ほども書きましたが、息子は年中の春から小学校受験専門の教室に通い始めました。
それまでは、1歳頃から「こどもちゃれんじ」をして、年少から私立幼稚園に通っていただけです。
幼稚園もお勉強系は一切なく、毎日遊んでばかりの幼稚園です。
息子が小学校受験の教室に通い始めた頃、10人くらいのお子さんがすでに通っていました。
そのお子さんたちは年少の秋から通っていたそうです。
息子の通っていた教室では、小学校受験コースが開講されるのが年少の秋だったので最も早いですね。
教室を選んだ理由
当時、私は車の免許を持っていなかったため、自転車で送り迎えができる教室であることが条件でした。
田舎ですので、小学校受験の対策の教室なんてほとんどなく、自転車で通うことができるのは1件だけでした。(後にもう1件あったことを知ります)
教室のホームページを見ると、受験しようと思っている小学校の定員の半分以上がその教室に通っているお子さんでした。
志望校はいつ決めた?
何度も言いますが、田舎なもので私立小学校自体が少なく、選択肢なんてありません。
通えるのは私立は1校、国立1校です。
中学校のレベルを考えると、私立が不合格だったら国立を受験するといった感じでした。
子どもが学校の雰囲気に合うとかそんなことは考えられないんです。
と言った感じで、「小学校受験を始める=志望校が決定」ですね。
だから、1つの教室から定員の半分ものお子さんが合格するんです。
息子の時は定員80人に対して40人以上合格していました。
不合格だった子は約10人。
学校の倍率は約1.6倍でした。
いつ頃から受験対策を始める?
当時通っていた教室の先生によれば、年中の春の講習会(年少と年中の間の春休み)から小学校受験の教室に通い始める子が増えるとのことでした。
次に増えるのは、年中の秋。
小学校受験は秋に行われることが多い(息子の小学校は11月)ので、新学年のスタートが11月。
その頃、ぐっと人数が増えました。
受験の1年前くらいから準備を始める方が多いみたいです。
そして、年長の夏から通う子もいます。
この場合、急に小学校受験を始めようと思い立った方は少なかったです。
小学校受験対策をしてくれる幼稚園に通っているお子さんですね。
受験前に他のお子さんともお勉強しておくために年長の夏から通い始めていました。
こういったお子さんは、めちゃくちゃ優秀です。
模試を受けても、さらっと上位を取ります。
一方で教室に通わず、お母様自身が教えたというご家庭もいらっしゃいました。
そのお子さんもとても優秀でした。
そして、特に小学校受験の準備をせずに年長の春頃から受験を決めた場合はどうでしょう。
基本的なことがどれぐらいできているかがポイントになるな。
私も年長の春以降にゼロから準備を始めた人には会ったことないな
というくらい年長の春以降に小学校受験対策を始めるのは少数派です。
でも、詰め込み教育をしなければ、小学校受験の対策は役立つことばかりなので、チャレンジして損はないと思います。
息子が通っていた教室の場合なので、参考程度になさってください。
結局、受験の1年前から教室に通うのが妥当なのかな
子どもの様子や小学校の倍率などによって、教室に通い始める最適時期に答えはない。
次に紹介するチェックリストを年長の春から始めるようとしている方にもチェックしてほしい
小学校受験のためのチェックリスト
1.自分のことは自分でできる(させている)
2. お手伝いをしている
3. 早寝早起きをして、生活リズムを整えている
4. よく食べ、よく身体を動かすことができている
5. 季節の行事を大切にしている(幼稚園だけでなく、ご家庭でも)
6.植物・動物・昆虫など自然にたくさん触れている
7. 絵本の読み聞かせをたくさんしている
8. 折り紙・粘土・積み木など手先を使う遊びをしている
9. お子さんのコミュニケーション能力が高い(人見知りしない)
10. 挨拶、「ありがとう」「ごめんなさい」を素直に言える
小学校受験の教室に通う前からこれらをしっかりとできていれば、受験1年前からの準備でも良いと思います。
※お子さんの様子、周りの環境、受験する小学校の難易度によっては、もっと前から準備が必要となってくると思いますので、この記事は参考程度になさってください。