国立・私立の小学校に入学するための小学校受験の準備をしはじめたのは良いけど、なかなか上手くはいかない。
こんな風に思っているお母様(お父様)も多いのではないでしょうか?
教室に行けば、周りはみんな賢く見える。
余計に焦る。
そして、自宅でお勉強している時に必要以上に怒ってしまう。
あんなにも怒らなくてもよかったのに
他のお母さんはきっとこんなに怒っていないはず・・・私だけだ
なんて落ち込んでいるかもしれませんね。
まぁ、そんな落ち込まなくてもいいぞ。
いつも笑顔で上品にしているお母様も、小学校受験のことになると鬼のように怒っているかもしれないぞ
それくらい、(特に)母親の悩みは尽きないんだ
小学校受験で子どもを怒ってしまう理由
小学校受験で、母親が子どものお勉強に付き合っている時に、必要以上に怒ってしまうのは、「小学校受験あるある」なのか、息子が通っている教室の先生は、改善法についてもお話してくださいました。
母子一体感が強い母親
子どもが幼い頃、子どもを自分の所有物のように思ってしまう母親がいます。
母子一体と言うそうです。まさに文字通りで、自分と子どもが一心同体のように感じているのだそう。
母親がこういった気持ちになるのは自然なことなのですが、度を過ぎると問題になってきます。
母子一体感が強い母親は、子どもが自分の思い通りにいかない時にイライラしてしまい、必要以上に怒ってしまいます。
心の奥底で、子どもを自分の思い通りにしたいという表れなんですよね。
こういった強すぎる母子一体感は、子どもに悪影響を与え得ます。
大切なのは、「子どもは自分とは別人格だと認めること」。
そうすることによって、冷静になることができます。
周りの優秀なこと比べすぎる
今日も全部正解だった!!
と嬉しそうに教室から出てくる子がいると、ご自身のお子さんと比べていませんか?
A君は全部正解だったのに、うちの子は間違いばっかり・・・
比べるのは周りの子たちではなく、自分自身なのです。
数か月前のお子さんと、今のお子さんを比べてあげてください。
数か月前まではできないことはすぐに諦めていたけど、粘り強く考えるようになっていたら、しっかりと成長しています。
ペーパーの正解・不正解だけで、子どもの能力をはかるといいことはないですよ。
ネガティブな感情から子どもを憎まないために
なんで先生のお話をきちんと聞けないの!!
またこんな簡単な問題が解けてない!!このままだと合格できない!
と叱りつけたり、不安になることもありますよね。
そして、叱りつけたり、怒鳴ってしまった後に、
なんであんなことを言ってしまったんだろう
と自己嫌悪に陥ることもあると思います。
それでも何度も同じことを繰り返してしまう。そうなってくると、子どものことが憎く思えてくることもあります、
そして自己嫌悪が行き過ぎるとノイローゼになってしまうお母様もいらっしゃいます。
こうなってしまうとお子さんはどうなってしまうでしょう。
小学校合格どころの話ではありませんよね。
小学校受験を断念するか、受験勉強は続けたが全部不合格、なんとか合格したけど勉強が嫌いになったり、小学校入学後もの成績も伸びないような子になってしまう可能性があります。
子どものためを考えて小学校受験をしているのに、子どもを潰してしまい、それどころか子どもの将来まで潰してしまいかねません。
受験って、すごく不安なんですよね。それは第一子だろうが第二子でも同じだと思います。
「みんな不安でつらいんだ」「私だけじゃないんだ」と気づいたら、少し気持ちが楽になりませんか。
怒ってしまう理由を突き止める
そして、もう一つ大切なのは、「怒っていること」から目を背けないこと。
やはり、子どもを必要以上に怒ってしまうことは、悪いことと認識するので、否定したり、目をそらしてしまいがちですが、大切なのは「怒りの理由と向き合う」ことです。
なぜ怒ってしまうのか?
どういうときに怒りが爆発してしまうのか?
きちんと向き合い、怒りの理由がわかれば、ヒステリックに怒ってしまうことは減っていくと教わりました。
もし、小学校受験自体が負担に思っているのであれば、やめる勇気も必要なんですよね。
小学校受験だけが人生の全てではありません。
息子の学校でも、小学校受験に失敗したけど、中学受験でリベンジして、学年でも成績がトップレベルの子もいます。
息子と同じ幼稚園だったA君のお母さんは小学校受験をさせたかったのですが、本人が拒否しました。
お姉ちゃんがめちゃくちゃ怒られてたから、絶対に小学校受験なんてしたくない!!
こんな風になることもあるので、気を付けてくださいね。
おそらくお母さんたちはこんな風に思っているのではないでしょうか。
子どもには勉強嫌いになって欲しくない
楽しみながらお勉強したい
でも、感情を上手くコントロールできない方は、参考にしてみてください。
教室の先生に相談する
小学校受験の教室に通っている方は、悩みがあるのであれば教室の先生に相談してみてください。
お子さんの成績の話でなく、お母さん(お父さん)の感情の話でも良いです。
えっ、そんなことを相談されても・・・
という教室であれば、辞めることを考えてください。息子が通っていた教室の先生は
小学校受験は、お子さんのサポートと同時にお母様・お父様のサポートもさせていただきます。
お子さんの成績だけではなく、お母様の「つい、きつく叱りつけてしまう」という相談も遠慮なくしてください。
教室で教えられることはわずかです。
大部分はご家庭にお任せしています。
お子さんの能力を伸ばすために協力をさせてください。
とお話してくださいました。
お母様たちの中で出回っている不確かな情報も、教室の先生に確認してみるといいですよ。
あのおうちはお父さんが医者だから落ちないよね
お兄ちゃん・お姉ちゃんがいるから有利よね
なんてことを平気で噂する人っているんですよね。
息子が通っている学校もこんな噂が流れました。
でも、医師だろうが弁護士だろうが会社経営をしてようが、兄・姉が在籍してようが、不合格になっていました。
お兄ちゃんは不合格だったけど、妹は合格する場合もあるし、逆の場合もありましたよ。
しょうもない噂に惑わされてはいけないな
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