小学校受験の問題には「常識」という分野の出題もされます。
常識は「社会的常識」「理科的常識」に分けられています。
社会的常識
- 季節・行事
- 公衆道徳
- 集団生活のルール など
理科的常識。
- 食べ物・花
- 野菜・果物の断面図
- 動物について
- 物の浮き沈み
- 風
- 影
知識を詰め込んでやり過ごそうとすると、解けない問題も出てくるので、実際に体験したことを定着させておくことが大切となってきます。

こういった常識の問題は「日常的にお子さんに様々な経験をさせていますか?」という親へのテストなんだ。
学校側は、こういった問題から、家庭の様子もチェックしているんですよね。
理科的常識の問題(野菜)
下の絵を見て問いに答えましょう。
問題1 葉を食べる野菜
葉を食べる野菜に〇をつけましょう。
問題2 土の中で大きくなる野菜
土の中で大きくなる野菜に△をつけましょう。
問題3 果物
果物に✖をつけましょう。


野菜のどこを食べる?
我が家の場合は、スーパーに子どもと一緒に行って、「これはどこを食べる?」「これは野菜だったかな?」などと聞きながらお買い物をしていました。
あとは、新聞の折込広告の野菜や果物を切り取って、画用紙に「葉を食べる」「実を食べる」などと書いて貼り付けていくと、自作の教材ができあがります。
どのお子さんにも効果があるかはわかりませんが、手作り教材は自ら野菜を選んでどこを食べるかを考えるので、定着が早かったです。
さらに、はさみも使うので巧緻性もアップしました。
- 仲間外れ・仲間分けの問題と手作り教材の作り方を紹介しています
【仲間はずれ】れんこん、じゃがいも、さといも、さつまいもはどこを食べる?


土の中で育つ野菜と土の上で育つ野菜


秋なると、幼稚園や保育園からおいもほりに行く場合もあるかもしれませんね。
そういった場合だと、「さつまいもは土の中で育つ」というのは記憶に残りやすいですよね。
野菜が地面の中で育つか地面の上で育つかも仲間分け(仲間外れ・仲間あつめ)の問題で出題されることもあります。
土の上 | トマト、きゅうり、なす、かぼちゃ、ピーマン、とうもろこし、 ブロッコリー、カリフラワー、レタス、キャベツ、ほうれん草、 白菜、アスパラガス、 ※玉ねぎ など |
土の中 | じゃがいも、さといも、れんこん、さつまいも、ごぼう、大根、 にんじん、落花生 など |
これも野菜のどこを食べるかの場合と同じように手作り教材を作ったり、絵を描いたりするとイメージが付きやすく、記憶にも残ると思います。教材の作り方⇒【仲間はずれ】手作り教材の作り方
- 卵生・胎生、野菜がどこで育つか?どこを食べるか?水に浮くか沈むか?を表にしています
【仲間はずれの問題】理由も含めて答えられるのがベスト【小学校受験】


まとめ
仲間はずれ・仲間あつめの問題は、丸暗記は厳禁です。
問題集を解いて答えを覚えても、時間が経てば忘れてしまいます。
小学校受験で学んだことは、小学校に入学してからも使える知識ですから、忘れてしまってはもったいないです。
確実に定着できるようにしてあげましょう。
定着させるために紹介したのが、手作り教材です。→【仲間はずれ】手作り教材の作り方
- 仲間あつめ・仲間はずれの問題集



いろいろな問題に取り組み、自作の問題を作るのもいいぞ

