小学校受験での取り上げられる図形としては、円、正方形、正三角形、ひし形、球、立方体、直方体、円柱、円錐、三角柱、三角錐、四角柱、四角錐などがあります。
名称までは覚えておかなくても良いですが、積み木などを利用して、どのような形なのかをチェックしておくといいですね。
今回は様々な形の積み木を数える問題を紹介します。
様々な立体図形(積み木)を数える問題にチャレンジ
下のそれぞれの積み木はいくつありますか。数えてその積み木だけ〇をかきましょう(制限時間120秒)
配点 2点×3
同じ立体図形がどれかわからない場合の解決法
大人であれば、このような問題であれば、どのような向きになっていても、どの積み木とどの積み木が同じかはわかりますよね。
でも、子どもの場合は難しいかもしれませんね。
わからず、上のような問題が解けなかった場合は、正面から見た形、上から見た形がどのようになっているかを確認しておきましょう。
下のような問題を解いてみて、実際に確認すると身に付きやすいです。
立体図形を正面から見たらどうなるかを確認する問題
左端の図は、右のお部屋のどれに似ていますか?
この問題は難しくないので、必ず解けるようになりたいですね。
分からなかったときは、問題のように日常的に目にしているものを使うのもいいですし、積み木を使ってもよいと思います。
ペーパーでわからなかったら、具体物!
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立体図形を正面や上から見たらどんな形になる?
上から見たらどんな形?
まる!!
じゃぁ、前から見たらどんな形?
ながしかく!!
こんな風に1つ1つ確認しながら理解していくといいですね。
こちらも同じように具体物を使ってみるといいですね。
こっちはどう?上から見たらどんな形かな?
まる!!
前から見たら?
さんかく!
上から見るのと前から見るので形が変わるんだね!!
おもしろい!!
おこさんが「おもしろい!」と言ってくれたらこっちのものです!
子どもが興味を持ってくれて、日常的に
この積み木は上から見たらどんな形かな?
なんて言ってくれたら自分でどんどん考えて学んでいってくれると思います。
わが子はどのような声掛けをしたら、興味を持ってくれるかを見極めることができるのは、教室の先生ではありません。
一番近くでお子さんを見ている親御さんです!!
立体図形が得意になると算数にも役立つ
小学校受験の時は、円柱・三角錐といった言葉はわからなくても大丈夫です。
小学生になって算数を習い始めて、自分が知っている形はこんな名前なんだとわかれば良いです。
そして、小学校に入学する前に、立体図形を上から見たり、正面から見たらどのような図形に見えるのかを知っておくと、小学校の算数で習った時にスムーズに理解できると思います。
図形の問題を解くには、具体物は必須です。
息子の学校の入試問題には、口頭試問もあり、複雑なパズルに取り組む問題も出題されたりするので、パズルで手と頭を動かす練習をしていました。
立体図形や空間認識の問題は、小学校に入学してからも算数の問題でも出てくるので、小さい頃から慣れておくのも大切ですよね。
どんな数の問題でも慌てずチェックを忘れずに
では、冒頭の問題に戻ります。
この問題は、立方体、直方体、円柱の数を数えたら良い問題です。
普段解いている数の問題とは少し違うかもしれませんね。でも、下の図のようにチェックをしていったら解くことができますね。
この問題の息子の点数は4点。平均点は3.9点。ザ・平均って感じですね。
息子の場合は、問題に数えた形跡がなかったので、数え間違ってしまったのでしょう。
普段は、ちゃんとチェックをして数えることができているのに、テストになるといつもと違うようにしてしまうこともあるんですよね。
制限時間もあることもわかっているので、慌ててしまうのかもしれませんね。
普段できていることもテストとなるとできなくなってしまうこともあります。
それに対して叱ったりするのではなく、気を付けるように声掛けをしてあげるようにしてあげるよ良いですよね。