当ブログでは小学校受験で経験したことを紹介しています。
小学校受験なんてしないから関係ないわ
ちょっと待って!!
小学校受験の問題は就学前のお子さんが身に着けておくべき力をチェックできるものになっています。
小学校受験を考えていなくても、日々の育児に役立てていただきたいです。
小学校受験の問題でよく見かけるのが、積み木の問題です。
積み木の問題は、空間認識の力が必要となってきます。
この空間認識って、大人になっても、生活の中で必要となる場面があります。
車の運転なんかがそうですよね。
医師がレントゲンやCT画像を診るのも空間認識の力が必要です。
ここはどこの臓器で、この後ろにはどの臓器があり、どの血管があるかがわからなかったら診断できなくなってしまいますね。
診察できるできない以前に医師国家試験に合格できるとは思わないがな
積み木の問題で今の実力をチェック(年中10月)
お手本と同じ形になるように積み木を積みましょう(各問題制限時間60秒)
積み木の問題でつまずいたところ
積み木の問題は、大人だったら簡単にできると思います。
でも、年中(5歳)のお子さんだったらどうでしょう。
小学校受験の準備を始めてしばらく経っているお子さんや普段から積み木遊びをしているお子さんなら簡単にできるかもしれませんね。
小学校受験の準備をし始めて半年の息子の場合。
②の問題は、上の図の赤の部分だけ積むことができました。
でも、真ん中の列の一番奥に積み木がないことに気付いて、迷ってしまい、結局積むことができませんでした。
積み木によって空間認識能力を伸ばせるか?
子どもの空間認識能力を伸ばすには、生活や遊びの中で伸ばしていくのがいいですよね。
一番手っ取り早いのは、積み木やブロックで遊ぶこと。
積み木やブロックで立体的なものを作るといいです。
積み木やブロックって、放っておいても上手に作る子もいるんですよね。
でも、上手にいかないことの方が多いと思います。
その場合は、お父さんやお母さんが見本を見せてあげる必要がありますよね。ぜひ、お子さんと一緒に遊びましょう!!
ここ手伝って~
こんな風に作ろうか
なんてコミュニケーションを取りながら遊ぶといいですね。積み木やブロックは、たくさんあれば立体的なものも作りやすくなります。
積み木を何セットも買うのもな・・・
と、つい思ってしまいます。
子どものためなら何セットも買います!
という方ならいいのですが、私のような庶民は、どうしてもお財布を見てしまいます。
我が家では、小さめのお菓子の箱を集めて、積み木代わりにしたりしていました。
小学校受験の積み木の問題に対応するなら、くもん出版から販売されている図形キューブつみきが子どもの手にも収まる大きさので良いと思います。
- 積み木の問題の【基本的な解き方】【発展的な解き方】を紹介しています。
【図で解説】積み木の数え方(基礎編・発展編)空間認識の力をつけよう
お悩み:子どもが積み木に興味を持たない
小学校受験をしないのであれば、積み木遊びが嫌いでも無理強いしなくても良いと思います。積み木以外のブロックなどでも、同じような力を養うこともできるので。
でも、小学校受験をする場合は、受験する小学校で出題されるかどうかは別として、積み木は必ず通らないといけない道ではないでしょうか。
積み木を見本通りに積んで見たり、絵に描かれている積み木の数を数えたり、様々な問題が出題されます。
ですから、小学校受験をする場合は、積み木に馴れておかないといけないですよね。
具体物を使ってくださいね
小学校受験の教室に通っていると、具体物を使って練習するように言われますよね。
積み木で遊ばなくても、問題は解けるなら良いですが、積み木で遊ぶのも嫌いだし、問題も解けないしとなったら、改善しないといけませんよね。
解決法は、やはりお父さんやお母さんが一緒に遊んであげることだと思います。しかも楽しそうに。
お父さんやお母さんが、
積み木で遊ぶのって何が楽しいのかわからない
と思っていると、子どもは親が楽しんでいないのを見抜きます。そうすると、子どもは積み木で遊ばなくなります。
そして、小学校受験でありがちな
積み木をさせないと!!
と焦る気持ちも子どもは見抜きます。子どもに限らず、「やらされる」のは嫌ですよね。
子どもが自然に「やりたい!」と思えるように導いてあげることが大切です。
親子でできる積み木遊びの方法
積み木遊びが楽しいと思えないお子さんやどうやって遊んだらいいかわからない時は、親子でゲームをしてはいかがでしょうか?
- どちらが積み木を早く(たくさん)積み上げることができるか?
- 積み木の数あてゲーム
お父さんやお母さんが一方的に子どもにやらせるのではなく、親子で一緒に遊ぶことが大切です。
これは何個の積み木でできてる?
小学校受験のお勉強と同じようですが、お母さん(お父さん)が問題を出したら、次は子どもに問題を作ってもらってお母さん(お父さん)が答えるところが異なります。
お母さんより難しい問題を作ってやるぞ!!
と必死になって考え、手を動かすようになれば、こっちのもの。
1辺が2cm立方体を8個使うと1辺が4cm立方体になりますよね。
2cmとか4cmはわからなくてもいいですが、「こんな形をこんな風に積んだらこんな形になる」という感覚的なものを身につけてあげることができればいいですよね。
立方体や直方体などの名称は、小学校の算数で教えてくれるので、心配はしなくてもいいです。
是非、親子で楽しんで小学校受験のお勉強をしてみてください。
おすすめグッズ
空間認識や立体図形の仕組みを身に付けるなら、ゲオマグやマグフォーマーおすすめです。息子も幼稚園に通っている頃から夢中で遊んでいました。
ペーパーの積み木の問題を解くには、実際の積み木を使うことが重要です。