「大きい・小さい」が理解できているかは3歳検診(3歳半くらい)でもチェックされます。
そして小学校受験の対策を始めたら、大きさ比べは一番初めに出てくる内容です。
小学校受験の勉強を始めたばかりの方は、「大きさ」「多さ」「長さ」「重さ」の4つを身につけることができているかをチェックしてください。
日常生活でも、ケーキを切って「こっちが大きいかな?」と大きさを比べたりしますよね。
意識的に「大きい/小さい」を使っていくことが大切です。
当ブログでの何度も書いていますが、テキストだけでなく具体物を使って説明してあげましょう。
テキストなどのペーパーを解くのは、具体物での理解ができるようになってからの方が親子共にイライラせずに済みます。
今回は、年少さんでもできる比較の問題を紹介します。
この記事はこんな人にオススメ
- 小学校受験の勉強を始めたけど何から手を付けてよいかわからない人
- 子どもにどうやって比較表現を教えたらよいかわからない人
目次
小学校受験の比較の問題【基礎編】
下の図で一番大きいものに〇をつけましょう。
2番目に小さいものに✖をつけましょう。
この場合は、〇✖で印を付けましたが、
一番大きいものに赤で〇をつけましょう。
二番目に小さいものに青で丸をしましょう。
などといった色の指定をされる場合もあります。
比較表現を教える時のポイント
比較表現を教えるポイント
- 「大きい」「小さい」など比較する言葉を身につけること
- カードなどの具体物を使って、「大きい順に並べよう/小さい順に並べよう」と実際に手を動かしてみること
- 一番大きい/大きい方から〇番目 をしっかりと考えるようにすること
- 見た目で差がわからないときは、重ねてみるなどしてみること。(家庭学習の場合は、テキストをコピーして切ってみるなどする)
- ・大きさの異なる〇を5~7つ書き分けることができるようにすること。
- AはBより大きい 「~より」の表現を理解できるようにする
- A>B>Cの時、BはAより小さいけど、Cよりは大きい といった関係がわかるようにすること。(AはBより大きいなどは、算数でも使うので大切です)
これらのポイントを一気に理解させるのではなく、上から少しずつ理解していくことが大切です。
- 「大きい・小さい」「重い・軽い」など小学校受験で身に着けておきたい比較の言葉を紹介しています。
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