小学校受験で定番の仲間はずれの問題、みなさん解けますか?
次のうち仲間はずれはどれでしょう。
- さつまいも
- じゃがいも
- だいこん
- にんじん
野菜のどこを食べているかは大人でも知らない
いかがでしょうか?
答えは、じゃがいもです。
理由は、じゃがいもは茎を食べるけど、他は根を食べるから。
ペーパー(筆記試験)だと、理由まで聞かれませんが、口頭試問がある学校では理由も聞かれますよね。
でも、結構難しいですよね。
ほうれん草は葉を食べる。
トマトは実を食べる。
葉や実は見る機会も多いし、想像もしやすいですが、根や茎って難しいですよね。
じゃがいも、さつまいも、アスパラガス、さといも は、どこを食べているかわかりますか?
正直、私はわかりませんでした。
ですから、私も一緒に勉強して、さらに下のような教材を手作りしました。
野菜の仲間はずれの問題の手作り教材
野菜の仲間はずれの問題が苦手なら、手作り教材を作成することをお勧めします。
まず、画用紙を用意して、茎と根がどの部分かがわかるような絵を描いておいてあげます。(ヒマワリあたりがわかりやすいかな)
↓下手な絵ですみません。
次に、葉、実、根、茎などとグループ分けしておきます。
そして、ここで新聞の折り込み広告(スーパーの広告)が登場。
下の表に載っている野菜を見つけて、切り取ります。(はさみを使うので、是非お子さんにさせてあげてください)
食べる場所 | 野菜の名前 |
---|---|
実 | トマト、きゅうり、なす、かぼちゃ、ピーマン など |
花のつぼみ | ブロッコリー、カリフラワー |
葉 | レタス、キャベツ、ほうれん草、白菜、長ネギ、玉ねぎ など |
茎 | アスパラガス、たけのこなど |
地下の茎 | じゃがいも、さといも、れんこんなど |
根 | さつまいも、ごぼう、大根、にんじんなど |
それぞれを、グループごとに画用紙に貼り付けます。
これで、手作り教材の出来上がり。
もっと優秀な教材もあるとは思いますが、自分で手作りするのもいいですよ。
安く済ませることができるなら、安く済ませましょう。
うちの息子の場合は、手作りすると覚えが良くなります。
そして、ハサミとのりを使うので、巧緻性の練習になりますよね。
ということで、一石二鳥ですね!
野菜のどの部分を食べるかは理科的常識
「野菜のどの部分を食べるのか?」という理科的常識の問題を出題されることがあります「ほうれん草」だと「葉を食べる」というのはわかりやすいですが、「にんじん」「じゃがいも」「れんこん」となると難しくなりますよね。
まずは「根」「くき」「実」「葉」という言葉を覚えないといけませんよね。
そして、それらが植物のどの部分なのかも理解しないといけません。
小学校受験対策のために通っている教室で教えてもらうだけでは不十分で、詳しく教えてあげ、定着させることができるのは家庭でしないといけないことです。
息子の場合は、手作り教材とスーパーで知識を定着させました。
教材は、先ほど紹介しちょうに、画用紙に「葉を食べる野菜」「根を食べる野菜」「くきを食べる野菜」「実を食べる野菜」と分け、そこに野菜の絵を貼っていく。
(我が家では、スーパーの広告の野菜の写真を切り取って貼っていました。はさみを使うので、工作の練習になりますよね)
そして、スーパーにお買い物に連れていき、実際の野菜を見て、
これはどこを食べる?
と聞きながら、定着させていきました。
動物の赤ちゃんで生まれるか(胎生)か卵で生まれるか(卵生)も、手作り教材を作ってあげるとお子さんは喜んでくれるかもしれません。
こういった理科的常識の問題は、座って覚えているだけでは面白くないと感じるお子さんもいるでしょう。
そんな時は、手作り教材や、外に出てみるのも良いのではないでしょうか。
- 仲間あつめ・仲間はずれの問題を解く前に物の名前を覚えよう
【仲間分け】苦手なら物の名前を知っているかを確認【年中3月】
おすすめの教材
- 奨学社は大阪を中心に兵庫県・京都府にある教室
- 国立大阪教育大学付属小学校(天王寺・池田・平野)の合格数が塾別No1
- 問題集のサイズがB4に近いので、小学校受験本番のペーパーのサイズに近い
絵のタッチが出版社ごとに異なるので、いろいろな絵に触れておくことも大切ですよ
- 仲間はずれ、仲間集めを集中的に勉強したい時におすすめの問題集
ピグマリオンとこぐま会の問題集にはお世話になりました