小学校受験の問題を解くとき、物の名前を知らないと解けない場合があります。
「しりとり」「仲間外れの」問題などです。
今回紹介するのは、年中3月に出題された仲間外れの問題(個別テスト・口頭試問)です。
口頭試問で仲間外れ(仲間集め)の問題が出題された場合、理由を答えなくてはいけない場合があります。
そうなると、ただ選ぶだけのペーパーよりも難易度が高くなってきます。
仲間外れの問題にチャレンジ
①~④の横に並んでいる絵の中から仲間はずれのものにおはじきを置きましょう(制限時間40秒)どうしてそれを選んだのかを言いましょう。
息子の回答
のこぎり(正解)
理由:のこぎりは大工道具で、その他は台所にあるものだから。
自転車(正解〉
理由:自転車はこいで使うけど、他は電気で使う
カーネーション(不正解)
理由:「間違った」と言い、コスモスに置きなおしました。コスモスは秋の花、他は春の花です。
すずめ(不正解)
理由:鳥だから。
正解は、くじら
理由は、くじらは赤ちゃんで生まれるけど、他は卵で生まれる
設問のねらい
身の周りのさまざまなものに対する知識の度合いを確認する問題。
物や動植物を分類する際に、見方の基準をどこに持っているかが評価の基準になります。
息子は、③のパンジー、菜の花、カーネーションの名前を答えられなかったようです。
今回の問題は、物の名前もわからないといけないし、用途や咲く季節なども理解していないといけません。
この4題でつまずく子が多いのは③のようです。
季節に関する問題は苦手な子が多いです。
しかも今回は、何の花かわかっていなければいけませんよね。
コスモスが秋に咲くとわかり、あと2つの花が春に咲くとわかれば、正解することもできるが、なかなか難しいな
チューリップが選択肢に入っていれば正答率も上がるように思いますが、パンジー、菜の花、カーネーションはわかりにくい子もいるでしょう。
これを克服するには、保護者が意識して季節の花や野菜、果物などを見せてあげることが大切ですよね。
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問題集に取り組むときには、きちんと理由を答えることができるようにしておくと、個別検査がある時にも対応できますよ。