当ブログでは息子が小学校受験の勉強をしていた時に解いた問題や解き方のポイントなどを紹介しています。
今回は、年中の5月に受けた実力テストの系列の類題を紹介します。(平均点も載せていますが、実際に受けた実力テストの平均点です)
系列の問題(年中5月)
①記号が約束通りに並んでいます。どんな約束家を考えて空いているところに入る印をかきましょう。(制限時間30秒)
②〇△×に入るサイコロはどれですか。下のサイコロから見つけて点と点を結びましょう。(制限時間30秒)
③〇△×に入る果物はどれですか。下の果物から見つけて点と点を結びましょう。(制限時間 30秒)
配点 各1点×10
系列問題が解けなかった理由
この問題の平均点は4.3点。息子の点数は5点。
では、どこでつまずいたのでしょう。
サイコロ①
サイコロ①は、〇△×の繰り返しなので、それほど難しくないと思います。息子も正解していました。
サイコロ②
サイコロ②は、全くわからなかったようで、0点でした。
系列の問題って、下のような1・2・3と繰り返している問題が多いと思います。
おそらくこの問題なら解けたでしょう。しかし今回はこちら。
大人であれば、1・2・3・4・5・6・・・・と続いているとわかると思いますが、息子にとっては難しかったようです。
サイコロ③
サイコロ③はサイコロ①とよく似た問題ですが、最後の×の部分しか解くことができませんでした。
系列の解き方のポイント
系列の問題を解くには
まる・さんかく・ばつ
とリズムよく口ずさむことが大切です。リズムよく口ずさんでいると、並び方の約束がわかってくると思います。
サイコロ①の解き方
サイコロ①の問題は、「まる・さんかく・バツ・・・」の次が空欄となっています。
選択肢がないので、登場していない模様が出ることはありません。そうすると、「まる・さんかく・バツ」の並びであることがわかると思います。
難しい時は、同じ模様を指さしして、1マスずつずらしていけば、解くことができます。
基本的な問題は、この方法で簡単に約束を見つけることができます。
サイコロ②解き方
サイコロ②の場合は、繰り返しがないので慣れていないと「??????」と混乱するかもしれませんね。
しかし、答えを聞いたら「あっ、そっか!」と理解できることでしょう。
サイコロ③解き方
赤丸の部分が1つのまとまりとわかればすぐに解くことができますが、わかりにくかったのでしょうね。
でも、右から2つ目にバナナが出てきたので、これが最初とわかったのでしょう。×の部分だけ正解でした。
制限時間以内に解けない
この問題の制限時間は、それぞれ30秒ずつ。
息子の学校の入試では、サイコロ①~③はそれぞれ違うページに載っているので、他の問題で時間が余っても、他の問題を解くことができません。
通っている教室の問題を繰り返すのも大切ですが、もう少し違った問題を解きたいなという場合は能力育成問題集 38 系列 (ピグマリオン能力育成問題集) がおすすめです。