
しりとり しよう!!
じゃぁ、はじめは、しりとりの ”り” から!!
多くの方が子どものころに「しりとり」をした経験はあるのではないでしょうか。
【りんご→ゴリラ→ラッパ→パイナップル】これは、馴染みのある「しりとり」ですよね。
では・・・
【りんご→まり→さんま→かさ】
一瞬、何かの問題か?と思うかもしれませんね。
実はこれは、「逆しりとり(あたまとり)」です。



この逆しりとりができると、小学校受験の「しりとり」の問題で有利になることもあるぞ
「しりとり」ができるようになるには「同頭語(同頭音)」、逆しりとりができるようになるには「同尾語(同尾音)」を理解しておかなくてはいけませんね。
同頭語の練習



言葉のはじめに「う」のつくものを言ってみよう
「うし!」
「うま!」
「うた!」
「うどん!」
「うめ!」
「うさぎ!」
いろんな言葉を出してくれるのではないでしょうか?
しりとりが好きお子さんなら、もっとたくさん出てくることでしょう。
同尾語の練習



言葉の最後に「り」のつくものを言ってみよう!



えっ、言葉のさいごに「り」?



いかがですか?すらすら出てきますか?
「まり」
「あり」
「ひまわり」
「セロリ」
「こおり」
「くすり」
「まつぼっくり」



いかがですか?出てきましたか?
小学校受験では、同頭語、同尾語の問題が出題される
同頭語(同頭音)・同尾語(同尾音)という言葉は、聞きなれないかもしれないですね。
言葉のはじめに「う」のつくものを言ってみよう!!→同頭語(どうとうご)
言葉の最後に「り」のつくものを言ってみよう!!→同尾語(どうびご)
このような言語の領域の問題は、小学校に入学してから必要となってくる力となってくるため、重要視されています。
小学校受験では、「言葉の音数」を基本として、「同頭語」「同尾語」を理解し、そこから「しりとり」の問題へと進むとスムーズに解くことが出来ると思います。
どこかの段階の理解が中途半端だと、しりとりができなかったりします。
言葉遊びとして、親子で楽しく語彙を増やしたり、言葉の音数を数えたりするのも良いと思います。
言語の問題を解いてみよう
①お手本と同じ音で始まるものにおはじきを置きましょう。
②お手本と同じ音で終わるものにおはじきを置きましょう。
③お手本と同じ音の数のものにおはじきを置きましょう。


まとめ



いかがですか?スムーズに解くことができましたか?
うちの息子は、この問題を年中の9月に解いて、1問間違いました。
上から3段目の「きゅうり」が「きゅ」から始まると思っていたので、答えを出すことができませんでした。



言葉の問題は、出されたイラストが何かがわからなかったら話にならないので、問題を解いていて知らないものにであったらきちんとチェックしておくことが大切
- 「ゃ」「ゅ」「ょ」「っ」「ー(伸ばす音)」が入っていたら音の数はどう数えるかを表にまとめています


言葉の問題の練習は、場所を選ばないのでいいですよね。
洗濯物を畳みながら、



『あ』で始まる言葉をたくさん言ってみよう
と遊びながらできますよね。
子どもが勘違いして覚えている言葉はないかもチェックしておきたいですね。
- 親子間でできる「しりとり」遊びの工夫についてを紹介します。

