線対称・対称図形につまずいたら折り紙を使おう!小学校・中学校でも役に立つ【小学校受験】

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小学校受験の問題は、就学前に身につけておいて欲しい内容なので、受験するしないに関わらず、チャレンジしてみるといいですよ。

意外に小学校、中学校の勉強にもつながっていたりします。

小学校受験の線対称の問題が苦手な子は、具体物(折り紙)を使って理解できるようにするとペーパーでも解くことができるようになってきます。

線対称は小学6年生の算数、中学1年生の数学で習う分野です。算数や数学で扱う言葉は難しいですが、問題内容を説明してあげると、解くこともできます。未就学の子ども達が小学生が解く問題を解けると、自信にもつながります。

今回は、線対称の問題です。

まず問題を解いてみましょう!!

目次

線対称の小学校受験の問題

下の絵を見ましょう。

折り紙を半分に折って、黒い線の上をハサミで切りました。

切ったあと、紙を広げたら、どのような形になっているでしょう。

右から正しいものを選んで線結びしましょう。 

f:id:harukunmama:20160621184509p:plain

線対称の問題が苦手なときは折り紙から始める

線対称図形の問題は、折り紙を2つ折り(4つ折りの場合もある)して、ある形に切り取り、開いたらどんな形になっているかを考えます。

 これは、最初のうちは、頭の中で考えてもわかりません。

必ず、折り紙を使って、どのような形になるかを確認してください。

 小学校受験の段階では「線対称」という言葉は出てきませんし、覚える必要もありません。

でも、折り紙を2つに折って切ると、こんな形になるという仕組みを知っておくことは、決して無駄ではありません。

なぜかというと、線対称というのは、小学6年生の算数の範囲です。

6年生になるとこんなことを習います。

線対称とは

  1. 1つの直線を折り目にして折ったとき、折り目の両側がきちんと重なる図形は、線対称または直線について対称という
  2. 折り目にした直線を対称の軸という
  3. 対称の軸で折ると、きちんと重なる点・線をそれぞれ対応する点・線という

 小学校受験の問題を解いている子どもたちは、このような定義を知りませんが、自然と身についているのです。

中学数学の問題だって解けるかも!

 下の図は、ある図形の一部です。

直線 を軸とした対称な図形を完成させなさい。

f:id:harukunmama:20160621203434p:plain

対称とか軸とか言葉は、未就学児には難しいですが、

さくら

青の線で折ったらこんな図形になったんだって。広げたらどんな図形になるかわかるかな?

なんて言ったら、ササッと解いてしまうかもしれませんね。ちなみにこの問題は中学一年の数学の問題です。

中学生で線対称の問題でつまずいてしまう子は、小さい頃に折り紙であまり遊ばなかったのかな?って思ってしまいます。

小学校受験をしなくても、小学校受験の問題に触れておくことは、無駄にはならないと思います。

  • 四つ折りの折り紙【線対称】の問題の解き方を紹介しています

【線対称図形】苦手!注目するポイントがわかれば解ける!【折り紙四つ折り】

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