今回は、面接(口頭試問)の話です。息子は面接が苦手でした。
いろんなお話をできるお子さんは、本当に上手に答えることができるみたいですね。
本当にうらやましい
特に、女の子の中には、面接受けする返答を作り上げる子もいました。
息子は、毎日経験していることもまともに答えることができないので、驚きました。
何も面接受けする返答なんて作らなくてもいいです。
実際に自分が経験していることを素直に答えるだけでOKです。
保護者ができることは、子ども達にたくさんの経験をさせてあげることなんだ
今回は年中10月頃の面接の練習内容を紹介します。
この記事で紹介していること
- 年中10月に受けた面接の課題を紹介し、面接が苦手な息子の実際の返答を紹介しています。
- 面接の入室時、面接中、退室時に気を付けることを紹介しています。
- 子どもを褒める時のポイントを紹介しています。
面接の練習(年中10月)
①(お父さん・お母さん)と何をして遊んでいますか
②(お父さん・お母さん)に褒められたことはありますか
どんな時に褒められましたか
③(お父さん・お母さん)に叱られたことはありますか
どんなときに叱られましたか
この質問は、基本中の基本なので、何度も練習します。
「褒められたこと」「叱られたこと」は本当に何度も練習します。
毎回の練習で聞かれるのではなく何か月かに1度聞かれます。
「しつけ」の部分なので大切なんですよね。
- 「褒められたこと」「叱られたこと」はありますか?基本の質問はしっかりとマスター
子どもに伝わる「叱る」のポイントとお手伝いの重要性【年中4月】
子どもはを褒めても褒められたとわかっていない【小学校受験面接 年中8月】
小学校受験の準備をし始めてすぐの頃(年中の4月)は、「褒められる」の意味が分からず、説明しても「褒められたことはない」と答え、叱られたことはあると答えました。
そして、年中の8月頃は褒められたことはあるけど、叱られたことは、なかなか答えませんでした。
これって、結構あるある話みたいです
お受験の勉強を始めた頃は、叱られたことを正直に答えるけど、しばらくすると、「叱られたことがある」と答えるとダメなんじゃないかと思って、「叱られたことはない」や答えることを渋る子が出てくるそうです。
では、年中の10月の息子の返答はこちらです。
①(お父さん・お母さん)と何をして遊んでいますか。
お母さんと本を読んだりしています
どんな?
わからん
一番最近は?
わからん
いつ読んでもらった?
毎日
昨日は?
わからん
思い出して
忘れた
②(お父さん・お母さん)に褒められたことはありますか?
・・・・・・
お手伝いとかする?
してない
教室のがんばったカードを見せたら何か言ってくれる?
褒めてくれません
運動会は?
何も言われなかった
③(お父さん・お母さん)に叱られたことはありますか。
うなずく
どんな時?
ごはん全部食べなかったら怒られる
嫌いなもの?
ありました
何?
ピーマンだけです
その時怒られて食べた?
食べました
その後は食べてる?
食べてない時もある
※もう少し大きい声で答えましょう
面接の課題
えっ、ちょっと待って!なんて返答してんの!こんなの叱ってばかりみたいじゃない!
息子は、自分で考えて話すことが苦手なので、面接が大の苦手でした。
絵本の読み聞かせも毎日していましたが、全く題名を覚えていなかったようです。
もう、絵本を毎日読み聞かせしていること自体本当なのか?と疑いたくなってしまうような返答ですよね。
ちなみに、現在、高校生ですが、今でも都合が悪くなると「忘れた」と言います。全く変わっていません。
あとは褒められたこと、叱られたことについても答えることができていません。
親は褒めているつもりでも、子どもは褒めてもらっているとは思っていないことも多いんだ
「よかったね!」「頑張ったね!」「すごいね!」と声を掛けてあげているんだけど・・・
その声掛けでは子どもにとっては「褒めてもらっている」と感じていないんです
「褒める」という言葉の意味もよくわからないだろうから、「褒めるっているのは、こういうことなんだよ」と説明してあげることも必要なんだ
あと、褒めるときの言葉は、「すごいね!」「頑張ったね!」「えらいね!」「上手だね!」ではなく、絵を描いた時なら、「このライオンとても強そうに描けたね!」「色を塗るのもはみ出さずにできてるね!」と具体的に指摘してあげる方がいいですよ
今回の息子の評価は4段階中3番目(下から2番目)です。つまり、年中の秋であれば、もっと答えることができていることが望ましいということですね。
面接のチェック項目
面接の練習をするときは、チェックポイントをクリアできているかを確認してくださいね。
入室時 | ▢ あいさつ (できます・聞き取れません・できません) |
面接時 | ▢ 返答(できます・時間がかかります・できません) ▢ 姿勢(先生を正視できます・周りを気にして落ち着きません) ▢ 表情(緊張気味です・真剣です・笑顔が見えます) ▢ 言葉使い(単語・友達口調・丁寧語) ▢ 声の大きさ(適切です・小さいです・聞こえません) |
退室時 | ▢ あいさつ(できます・聞き取れません・できません) |
面接の課題は本当にたくさんある
小学校受験の教室に通っていられる場合は、馴染みのある質問ばかりだったのではないでしょうか。
小学校受験の対策を始めたばかりや教室に通っていない場合、
親子面接ってどんな準備したらいいの?
と不安に思われているかもしれませんね。
当ブログが何かの参考になれば幸いです。
私の息子は、ペーパーはそこそこの成績を取ることができるのですが、面接(口頭試問)が苦手で、最後まで苦労しました。
年中の秋でこんな状態でも、1年後の本番では、しっかりと答えることができていました。
親の方がしどろもどろで恥ずかしいくらいでした。
大切なのは、点数ではなく、今何ができて、何ができないかを把握すること。
そして、どのようにしたら伸ばしてあげることができるかを私たち親が考えて、子どもを導いてあげないといけないですね。